お 煮しめ と 筑前 煮 の 違い。 おせちには筑前煮!食材の意味と煮しめ・うま煮との違い

「煮しめ」と「筑前煮」の違いを教えて下さい。

お 煮しめ と 筑前 煮 の 違い

「料理は化学」とも言われるように、お料理は調味料やちょっとした手間で全然違うものへと変化したりします。 長年作っていたものが実は違う料理だったり、家庭や地域によって呼び方が違ったり…料理はそういった部分でも奥深いものですよね。 とくに日本食となると、なかなか改めて誰かに尋ねるのも恥ずかしいこともあるかもしれませんね(笑)。 今回は、同じものなのか、違うものなのか気になる料理の一つ、 「お煮しめ」と「筑前煮」についてお話しします。 いえいえ、実は 「お煮しめ」と「筑前煮」は別物なのです。 その 違いについてまとめてみました。 「お煮しめ」と「筑前煮」の違いとは それでは早速、「お煮しめ」と「筑前煮」の違いについて見ていきましょう。 今回は分かりやすく、二つの共通点&異なる点をどちらも紹介しておきますね。 《お煮しめと筑前煮の共通点》 混同してしまう人が多いということは、少なからず似ているところや共通点があるということです。 まずはお煮しめと筑前煮の共通点から確認しておきましょう。 さまざまな具材が入ることなども共通する点ですね。 ぱっと見は同じに見えることも多いので、「お煮しめ=筑前煮」(呼び方が違うだけ)と思っている人も多いはずです。 そのため、 お正月料理や おもてなしの際などに良く作られ、今や 家庭料理やお袋の味としても代表的です。 《お煮しめと筑前煮の違い》 続いては、お煮しめと筑前煮の違いについて挙げていきましょう。 お煮しめは、 こんにゃく・お芋・根菜・油揚げ・昆布・しいたけ・たけのこなどが良く使われています。 中でも「こんにゃく」「にんじん」「れんこん」など、 「ん」がつく食材は「運」を乗せるといわれ、 縁起担ぎとしての意味合いも持ちます。 一方筑前煮は、同じように こんにゃく・根菜(にんじん、れんこん、サトイモ、ごぼう)などに加え、 鶏肉や さやえんどうなどが良く使われています。 しかし地域によっては、どちらも 練り物や 鶏肉が入ることもあるので、 具材だけで判断するのは難しいでしょう。 家庭によっても味付けが大きく異なり、いろいろな味があります。 これが 筑前煮となると、 醤油と砂糖で味付けすることがほとんどです。 味の濃さには差が出るものの、 比較的短時間で味をつける方法で煮ることが多いのも筑前煮の特徴です。 お煮しめというのは 「煮しめる」という言葉から来ていて、「煮」「しめる」で、 最後まで煮るというような意味の言葉から来ています。 一方筑前煮は、 「筑前」という地名が由来しており、福岡県北部や西部の筑前地方からその名がついています。 ですが、現地では筑前煮と呼ばずに「がめ煮」「炒り鶏」などとも呼ばれています。 以下にそれぞれの作り方などをまとめています。 それぞれ最も重要になるポイントがありますので、チェックしながら読み進めてみてくださいね。 スポンサードリンク 特別なものといえば、 ・こんにゃくは、手でちぎったり細かい切れ目を入れておくことで、味がしみやすくなります。 ・ニンジンは「ねじり梅」という梅形に切れ目を入れておくと、見た目にも美しく 縁起も良いものになります。 ・ゴボウはアク抜きをしておいたり、サトイモはぬめり取りをしておくなどの下処理をすることで、より美味しく仕上がります。 酒・みりん・砂糖・だしを加えて、沸騰したら20分煮る。 その後全ての食材に火が通るように、中火にして20分程度煮ていきます。 このとき落し蓋をすることで均等に火が通りますので、なければキッチンペーパーなどで対応していきましょう。 火が通りやすい食材や、火を入れすぎると硬くなってしまうような食材に関しては、火の通りにくいものが煮えてから入れるなどして調節してください。 醤油を加えて弱火にし、汁気がなくなるまで煮る。 ここが お煮しめの最大の特徴で、 汁気がなくなるまで弱火でじっくり煮ていきます。 「煮」「しめる」という字のごとく、最後まで煮つめるのがポイントです。 煮汁の多さにもよりますが、30分以上は煮るのが一般的です。 《お煮しめの調理時間》 このような手順を踏むために、お煮しめの調理時間は60分ほどと言われています。 下ごしらえに10分、中火で煮るのに20分、弱火で煮るのに30分ほどという計算になりますが、これはあくまで最短だと考えておいたほうが良いでしょう。 ただ、「お煮しめ」の調理方法はこれだけではなく、とあるテレビ番組で紹介されていたのは、 各素材を一つずつ煮るというもの。 すなわち、こんにゃくはこんにゃくだけを煮、人参は人参だけを煮る。 ゴボウがゴボウだけを…. という具合です。 一つのお鍋で一品ずつ調理していき、それぞれ出来上がったものを一緒に盛るのが「お煮しめ」という説もあります。 これだと、一素材ずつの調理になりますので、 最低でも3時間~半日・一日がかりということもあるそうです。 筑前煮の作り方・手順と調理時間 続いては、筑前煮の作り方・手順、調理時間について解説していきます。 《筑前煮の作り方・手順》• 具材をひと口大の乱切りにする。 こちらも同じく乱切りにするのですが、イモ類は事前に下茹でしておくと良いでしょう。 この時、干し椎茸を使うのであれば、戻し汁を煮る時に使うとより美味しくなります。 具材を油で炒める。 ここが 筑前煮の最大の特徴で、 具材を油で炒めていきます。 まず鶏肉をサッと炒め、根菜など火の通りにくいものをくわえ、最後に椎茸やサトイモなど、短時間で火が通るものを炒め合わせます。 油で炒めることで、香ばしさや、味わい深いまとまった味になりやすくなります。 調味料を加えて中火で10分煮る。 基本的には砂糖と醤油のみですが、お好みに合わせてみりん、酒、ダシなどを加えることもあります。 個人的には醤油とみりんという組み合わせが、見た目も良く甘さも控えめで好きですが、自分の好みに合わせてみてください。 ちょっと弱めの中火で、落し蓋をして10分ほどぐつぐつと煮ていきましょう。 火を強めて軽く煮詰める。 食材に火が通ったら、落し蓋を取って一気に火を強めて煮詰めていきます。 ここで照りが出てくるので、ツヤツヤになるまで煮ていきましょう。 ただし煮汁がなくなるまで強火というのはやりすぎなので、鍋を振りながら絡めるように煮詰めてくださいね。 《筑前煮の調理時間》 筑前煮の場合は、里芋の下茹でなどの下ごしらえなどを含めても、30分~40分ほどで完成します。 下ごしらえに10分、里芋の下ゆでに5~10分、中火で10分、強火で5分ほどが目安になるでしょう。 先に里芋から切っておいて、ほかのものを切る間に茹でておくと効率が良いですよ。 ほかにも下処理のいるものからはじめると時短になりますね。 煮しめ=汁気がなくなるまで弱火で煮詰める• 筑前煮=煮る前に炒めて、強火で味を絡める• ということは、 決定的な違いは「調理法」と「手間・時間」と言えるかと思います。 これからお煮しめや筑前煮を作るときには、このポイントに注意し、ぜひ味の違いを楽しんでみてくださいね。 サイト内検索 この記事が人気です• 19,982件のビュー• 13,287件のビュー• 12,348件のビュー• 8,764件のビュー• 8,680件のビュー• 8,203件のビュー• 6,570件のビュー• 5,070件のビュー• 4,624件のビュー• 4,366件のビュー カテゴリー• 最近の投稿•

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お煮しめと筑前煮の違いは何なのかな?

お 煮しめ と 筑前 煮 の 違い

まず「おでん」はのぞいて、「煮しめ」「旨煮」「筑前煮」の大きな違いを説明します。 全て醤油・砂糖・みりん・酒などの調味料で甘辛く煮るという料理であることは同じです。 「煮しめ」と「旨煮」に関しては、調理方法の名称で、「筑前煮」は料理名です。 「筑前煮」は「がめ煮」とも言われます。 「煮しめ」「旨煮」は調理方法ですから、材料は野菜・肉類・鮮魚類と相手を選びません。 「筑前煮」の場合は、もともと「がめ煮」と言われていたように、もとは亀の肉を使って根菜類や野菜類を使った料理です。 現在は亀ではなく主に鶏肉を使用して作ります。 作り方の大きな違いは、「煮しめ」が煮汁がほとんどなくなるまでじっくり時間をかけてことこと煮る料理法であること。 「旨煮」が最後に照りをだすこと、「筑前煮」が最初に材料を ゴマ 油で炒めることです。 この違いが大きな違いです。 「おでん」ですが、これは、もともとの期限は「田楽」で、関西地方で昆布出汁で温めたタネに甘味噌を付けて食べられていたものが、江戸に伝わり、江戸の濃口醤油の文化の中で、現在のツユに入った「おでん」の原形が出来上がったとされています。 ですから、関西のひとは、この形のおでんを関東炊きと表現します。 関東炊きのタネは主に練り物で、それが、再度関西に逆輸入されて昆布出汁に淡口醤油のツユと、牛スジ・クジラなどの出汁が出るものを加えた形で現在の関西のおでんが完成したものです。 現在おでんのツユもいろいろと変化しつつありますが、本来のおでんのツユには、「煮しめ」「旨煮」のような甘味の調味料は含まれておらず、練り物を作る時に加えられる甘味が練り物の出汁とともに出てくるだけでまかなわれるという物ですので、いわゆる「煮物」とはまったく別の料理として位置しています。

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おせち料理のお煮しめの意味、お煮しめと筑前煮の違い、野菜の飾り切り動画

お 煮しめ と 筑前 煮 の 違い

このページの目次• 筑前煮とは 筑前煮とは根菜を中心にした野菜と鶏肉の煮物で、和食の基本料理です。 お母さんの味として懐かしく感じる人も多いでしょう。 筑前煮は、 福岡県筑前地方の郷土料理であることから、筑前煮という名前がつけられました。 筑前煮の中にはたくさんの種類の食材が入っています。 それぞれ家庭によって入れるものが違う場合もありますが、次の食材が使われることが多いです。 鶏もも肉• しいたけ• こんにゃく• れんこん• ごぼう• たけのこ• にんじん• 絹さや 煮物を作る時にはだし汁の中に具材を入れて煮込むことが多いですよね。 筑前煮は、だし汁を入れなくてもおいしく作れます。 たくさんの具材が入っていますから、それぞれの具材から旨味が出るために、特にだし汁を入れなくてもよいのです。 筑前煮は、醤油味にして汁を煮詰めて作ります。 濃いめの味付けにすることで、日持ちがして、正月の間、十分食べることができます。 福岡県の郷土料理だった 筑前煮が全国に広まったのは、学校給食のメニューに採用されたことがきっかけです。 公立の学校で給食が普及するようになってから、郷土料理の一環として筑前煮が登場するようになり、全国の人に名前を知られたようですよ。 がめ煮との違い 筑前煮と同じく福岡県の郷土料理にがめ煮があります。 がめ煮とは、「がめくり込む(寄せ集める)」という博多弁から来たという説と、野菜とすっぽんを煮た「亀煮」ががめ煮と呼ばれるようになったという説があります。 筑前煮とがめ煮はどちらも福岡県の郷土料理ですし、野菜などの具材も同じ、砂糖と醤油で味付けをするところも一緒です。 では、筑前煮とがめ煮の違いは使うお肉にあります。 がめ煮に使うお肉は同じ鶏肉でも、骨付き肉だそうです。 ですから、骨付き肉で作られていればがめ煮、そうでなければ筑前煮と考えればよいでしょう。 煮しめとは じっくりと時間をかけて煮含めて味を染み込ませる「煮しめる」という調理法から生まれた料理が「煮しめ」です。 筑前煮にはある程度具材の決まりがありますが、煮しめに関しては具材も味付けもさまざまで、決まりがありません。 地域によってはちくわなどの練り物や魚を使うところもあり、かなり地域性のある料理です。 いろいろな具材を一緒に煮る、という煮しめには 家庭円満の願いが込められています。 煮しめは煮汁が少なくなるまでじっくり煮込んで作りますが、煮えるまでの時間は具材によって違いがあります。 たくさんの種類のものを一緒に煮ては崩れてしまったり色移りすることもあるので、 きれいに仕上げたいときには、1品ずつ別々に煮ることも多いです。 根菜類は沸騰してからいったん火を止めることで、どんどん味が浸透していきます。 美味しく食べるためには弱火で煮たり、一度冷ましてから再加熱するのがおすすめです。 煮しめはおせち料理だけに存在する料理ではありません。 各家庭それぞれの味がある煮しめは、おふくろの味として普段の食事としても多くの方に親しまれています。 スポンサーリンク 筑前煮と煮しめの違い 筑前煮と煮しめの最大の違いは、 筑前煮には鶏肉が使われていること、そして 煮る前に油で炒めていることです。 煮しめの中には普通、鶏肉は入っていません。 炒めてから煮る調理法は、筑前煮の最大の特徴です。 具材を炒めてから煮ることには、いくつかのメリットがあります。 まず第一に、炒めてから煮るとアクが出にくいという点が挙げられます。 筑前煮の場合は煮る前に油で炒めるため、油で野菜や鶏肉の表面がコーティングされます。 アク取りは煮物作りに欠かせない作業ですが、炒めることで表面がコーティングされ、アクが出にくくなるのです。 炒めるときに火を通すので、煮る時間が少なく済むのもメリットのひとつ。 長時間煮ると煮崩れの心配がありますが、筑前煮は最初に炒めてから煮るので煮崩れしにくいのがうれしいですね。 うま煮とは うま煮の「うま」は旨味を示す旨から来ています。 いろいろな具材を煮込めば旨味は合わさり、単品で煮るよりもおいしく仕上がります。 もう一つ、うま煮は「甘煮」から来ているという説もあります。 昔は砂糖が貴重品でした。 塩や醤油の味付けは一般的でしたが、甘みがある砂糖の味付けは珍しく、砂糖を入れて甘い味付けにするうま煮には、贅沢なイメージがあったのです。 うま煮は地域によって作り方も味付けも異なります。 場所によっては、旨煮と煮しめを同じものとしているところもあるようです。 和食はもちろん、中華料理でも八宝菜などを「うま煮」ということがあります。 うま煮は味付けも豊富です。 出汁の他には、砂糖、みりん、醤油、酒を使って甘く、美味しく煮込みます。 食材に込められた意味 筑前煮に入っているれんこん、こんにゃく、にんじんはどれも「ん」が入っています。 「ん」のつくものは運盛りと呼ばれる縁起物です。 れんこん:穴があいていて先の見通しがきく• こんにゃく:手綱こんにゃくにすることから縁結び• にんじん:梅の花をイメージ この他の食材にも、家族の健康や幸せを願う気持ちが込められています。 ごぼう:地中深くまで根を張ることから土地に根を張って末永い繁栄を願う意味から使われています。 里芋:親芋、小芋、孫芋と増えていくことから子孫繁栄を意味する縁起物です。 里芋には切り方にも特徴があります。 皮を剥く時に、亀の甲羅に見立てて六角形に向くと良いと言われています。 干ししいたけ:しいたけは亀の甲羅に似ていることから、亀のように長生きできますようにという意味で使われます。 昆布:喜ぶという言葉の語呂合わせから来ています。 たけのこ:成長が早いことから子供がすくすく育ちますようにという意味で使われます。 お正月には家族の幸せを願って筑前煮を食べよう 筑前煮は野菜がたくさん入っていて栄養も豊富です。 おせち料理には珍しくお肉が入っているので、お子さんも喜ぶのではないでしょうか。 お正月はみんなでおしゃべりしながら筑前煮を突くのも楽しいものですよ。 一つ一つの意味を考えながら、筑前煮を食べてこれからの1年の幸せを願いましょう。

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