マーケティング stp。 マーケの王道「STP」を徹底解説。今日から使えるSTP分析

【3分でわかる】マーケティングの『STP分析』

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STP分析はなぜ重要? 基本的に「あらゆる顧客を狙った商品は、誰からも必要とされない」というのが、マーケティングを考える上で忘れてはならない前提条件です。 それは、一つの商品やサービスで全ての顧客のニーズを満たすことができないためです。 その前提を把握した上で、新たなビジネスやサービスを展開する際には、まず自社を取り巻く環境を把握してから、 どの市場(顧客)を狙い、どのような立ち位置でアピールしていくか、最も効果的な手段を決定するために重要なプロセスがSTP分析なのです。 STP分析は、環境分析(3C分析・5F分析・PEST分析・SWOT分析など)と施策立案(4P)のちょうど中間に位置し、企業における マーケティング活動の中でも、要の分析だといえるでしょう。 STP分析のスタートはまずセグメンテーション、つまり顧客を分類することです。 ここではどんな「共通項」で括るかがポイントになります。 例えば下記のような括りがよく使われます。 ・「地理的変数」・・・国や地域、都市の規模、発展度、人口、気候、文化・生活習慣、宗教など ・「人口統計的変数」・・・年齢、性別、職業、所得や学歴、家族構成など ・「心理的変数」・・・価値観、趣味嗜好、ライフスタイルなど ・「行動変数」・・・購買状況や購買パターン、使用頻度といった製品に対する買い手の知識・態度・反応など これらの変数に沿って、市場や顧客を細分化していきます。 昨今では、ITやデジタルテクノロジーの発達によって、購買履歴やWEBでの行動履歴など、行動変数が以前より圧倒的に把握できるようになりました。 今後ますますデータ・ドリブンで行動変数によるセグメンテーションが進んでいくと思われます。 ただ、このとき注意したいのは、属性だけで括れるほど、今日の生活者の価値観や行動は単純ではなくなっているということです。 では、何で括るのか?その答えは 「ニーズ」にあります。 ビジネスユースが中心であったパソコン市場が、個人ユースに移行し始めた1990年代後半、ソニーがVAIOを発売し、シェアを大きく奪うことになりました。 その時点でもまだビジネスユースに特化していたパナソニックは、流れに乗ることができず、パソコン市場からの撤退も検討していましたが、 あえて個人ユースではなく、ビジネスユースのなかでも、外回りの営業にターゲットを絞り、商品開発を開始。 そこで生まれたのが軽さと長時間バッテリー、防水性、セキュリティといった外回りの営業のニーズにこだわった「レッツノート」だったのです。 パナソニックはセグメンテーションを徹底的に行ったことで、顧客のニーズをつかみ売上も回復。 パソコンでいえば、「持ち運びしたい」「ExcelやWord処理をスムーズに行いたい」「オンラインゲームをしたい」「よく動画を見るので画質が綺麗なのが良い」「WEBサイトを作りたい」といったものです。 次にそれはどういった顧客属性なのかという点に注目します。 例えば「オンラインゲームをしたい」や「よく動画を見るので画質が綺麗なのが良い」といったニーズを持つのは、個人の方。 「ExcelやWord処理をスムーズに行いたい」「持ち運びしたい」「WEBサイトを作りたい」といったニーズは法人の方が多いと思います。 さらに法人ニーズの中でも「持ち運びしたい」は外回りの営業職の方、「WEBサイトを作りたい」はデザイナーやプログラマーの方がおのずと浮かび上がってくるでしょう。 また外回りの営業職の方に着目すると「充電が長持ちしてほしい」、「持ち運びで疲れるから軽いのが良い」といったニーズが思い浮かびます。 ペルソナによって、ターゲットのニーズや購入動機が理解できるようになり、漠然としていたターゲット像がリアルになります。 また、関係者間でペルソナを共有することで、それぞれが描く ターゲット像にズレがなくなり、マーケティングプラン全体の策定や、具体的な施策(4P)策定でもブレがなくなるメリットもあります。 ペルソナ作りの詳細については の記事をご参照ください。

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マーケティング戦略の基本中の基本「STP」とは:日経クロストレンド

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STPマーケティングとは、効果的に市場を開拓するための手法の事。 マーケティングの目的である、自社が誰に対してどのような価値を提供するのかを明確にするための要素、「セグメンテーション」「ターゲティング」「ポジショニング」の3つの頭文字をとっている。 の提唱した、マーケティングの代表的な手法の一つ。 セグメンテーション( segmentation、セグメント化) 市場における顧客のニーズごとにグループ化する、市場をセグメントする。 様々な角度から市場調査し、ユーザ層、購買層といった形であぶり出し、明確化していく。 簡単に言うと切り口という意味。 も参照。 ターゲティング( targeting、ターゲット選定) セグメント化した結果、競争優位を得られる可能性が高い、自社の参入すべき市場セグメントを選定する。 選定には、複数のセグメンテーション軸を組み合わせて行なうことが一般的である。 その際には、ターゲットの経済的価値(市場規模、成長性)やを分析することが重要である。 ポジショニング( positioning) 顧客に対するベネフィット(利益)を検討する。 自らのポジションを確立する。 そのためには、顧客のニーズを満たし、機能やコスト面での独自性が受け入れられるかがポイントとなる。 STPマーケティングにより戦略の基本的方向性が定まると、次にはにより実際の各個別戦略が策定される。 脚注 [ ].

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マーケティング基礎入門 STP分析とは? •

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STPとは、ターゲティングとポジショニングのこと 2-1. STPとターゲティング ターゲット設定 STPにおける、ターゲティングとは、「同質なニーズをもち、自社にとって魅力的な顧客グループを特定する」ことです。 ターゲティングの注意点 STPのターゲティングは、「Segmentation 市場細分化 」と「Targeting ターゲット設定 」のセットで考えます。 セグメンテーションは、あくまでターゲットを選定する あるいは、ターゲットでない顧客をを明確にする ためにおこないます。 つまり、ターゲットを明確に定めずに、セグメンテーションだけを行っても戦略実行につながりません。 用語集 2-2. STPとポジショニング STPにおける、ポジショニングとは「顧客の心にその製品・サービスの特徴をイメージ付ける」ことです。 設定したターゲットに対して、他社と異なる自社の製品・サービスの特徴を明確化します。 ポジショニング設定の注意点 STPのポジショニングは、あくまで 顧客目線で考えることが重要です。 例えば、「性能が2倍」というのは、ポジショニングの軸として適切でしょうか。 顧客が、今の性能に満足しておらず高性能を求めているのであれば、ポジショニングの軸として使えます。 しかし、顧客が今の性能にすでに満足しているのであれば、いくら性能が高くても、特徴をイメージづけること、差別化はできません。 0 マーケティングの大家「フィリップ・コトラー」は、「マーケティング3. 0」という概念を提唱しています。 この中で、オーソドックスな基本概念は「2. 0」と定義され、新提唱された「3. 0」と区別します。 この文脈では、オーソドックスな既存の基本理論である「2. 0」を「 STPマーケティング」と呼びます。 3-1. マーケティング1. 0、2. 0、3.

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