コロイド 軟膏。 ロコイド軟膏0.1%の効果・用法・副作用

ロコイド軟膏0.1%

コロイド 軟膏

【2020年】ロコイド軟膏の作用と注意すべき副作用、市販薬はある? 皮膚の炎症、虫刺され、おむつかぶれなど幅広い用途で処方されることがあるステロイド塗り薬「ロコイド軟膏」があります。 ステロイド?と聞くと不安になってしまう方もいるかもしれませんが、ロコイド軟膏は、その中でも、比較的弱めのタイプのステロイドの成分とです。 そのため、小さなお子さんや、比較的皮膚が薄い部分(顔や陰部など)にも処方されることがある塗り薬です。 代表的な塗り薬なので、相談や質問を受けることも多くあります。 今回は、ロコイド軟膏のステロイド成分の作用について解説するとともに、よくある質問にお答する形式で説明していきます。 また、ロコイド軟膏と同じ成分の塗り薬を市販で購入できるかについてもご紹介します。 1. ロコイド軟膏[ステロイド塗り薬]とは? 1-1. ロコイド軟膏の成分と作用・効能効果 ロコイド軟膏の成分は、「 ヒドロコルチゾン酪酸エステル」です。 ご存知のとおり、こちらは、「 ステロイド成分」です。 ステロイドの塗り薬は、主に皮膚の炎症をおさえる 抗炎症作用を期待して使用されます。 そもそもステロイドというのは、私たち体の中の副腎皮質という器官でつくられるホルモンの一種です。 ステロイドは、体内で様々なはたらきを持っており、私たちが生きていく上で必要不可欠なとても重要なホルモンです。 ステロイドのお薬は、このホルモンの作用を治療に応用できないかと人工的に開発されたものです。 ステロイドというと「塗り薬」「皮膚」のイメージを持たれている方も多いですが、実は、飲み薬や点鼻薬、点眼薬、点滴、注射など様々な形があり、幅広い疾患で用いられる有用性の高いお薬です。 ちなみに、ロコイド軟膏の効能又は効果は下記のとおりです。 (添付文書参照) ・湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、脂漏性皮膚炎を含む) ・痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む) ・乾癬 ・掌蹠膿疱症 このように多岐にわたり、使用されるお薬です。 1-2. ロコイド軟膏のステロイドの強さは? ステロイドの塗り薬といっても、実は様々な成分があり、症状に応じて使い分けをされます。 中でも、ロコイド軟膏は、 比較的弱めのタイプのステロイド成分です。 ステロイドの塗り薬でよく言われる「強い」「弱い」について簡単に説明します。 医療の場では、ステロイドの塗り薬を 強さであらわす指標があります。 ステロイドの塗り薬を医師が処方する際には、この強さを基準とし、使用する部位や症状の重症度に応じて使い分けをします。 ステロイドの塗り薬の強さは、5つのランクに分類されます。 (アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年度版を参考) ・最も強い(Storongest) ・非常に強い(Very Strong) ・強い(Strong) ・普通(Medium) ・弱い(Weak) これら5つのランクは、主に「 血管収縮指数(血管がどの程度収縮するかを示し、指数が高いほど、作用が高いとされる)」と「 臨床の効果」によって評価され、分類されています。 ロコイド軟膏は、この5つのランクの中で、下から2番目の「普通(Medium)」に分類され、ステロイドの塗り薬の中では、比較的弱めに成分です。 1-3. ロコイド軟膏の使い方 通常は、1日1〜数回、適量を患部に塗ります。 症状によって適宜増減します。 一般的には、症状が軽度の場合に、ロコイド軟膏などの「普通(Medium)」以下の強さのステロイドの塗り薬が使われます。 また、 皮膚が薄くお薬を吸収しやすい小さなお子さんや、 顔まわりや陰部など皮膚が薄い部位にも用いられます。 実際に塗る量としては、第2指(人差し指)の先端から第一関節まで、チューブから出した量が、手のひら2枚分の広さに対しての目安とされています。 (フィンガーチップユニット) 比較的弱めのお薬といっても、大量に使用することや、長期にわたって広範囲に使用すると副作用のリスクが高まりますので、医師との相談の上、十分な管理のもとで使用する必要があります。 そのため、 医師の指示である使用期間や塗る回数はしっかりと守るようにしましょう。 2. ロコイド軟膏の注意すべき副作用 通常、ロコイド軟膏は、医師の指示どおりに使用している分には、副作用の心配が少ないお薬ですので、過度の心配はいりません。 頻度は少ないですが、局所的に生じる代表的な副作用としては、次のものがあります。 <皮膚炎>・・・皮膚表面にできる炎症(ブツブツや水ぶくれなど) <乾皮様皮膚>・・・皮膚の表面がガサガサする <ざ瘡様疹>・・・ニキビのようなぶつぶつ <そう痒感>・・・かゆみ <毛疱炎>・・・毛穴周辺の細菌感染による炎症 <過敏症>・・・かぶれなど、成分に対するアレルギー症状 など 多くの場合は、使用の中止や使用方法を改善することで軽快するので、定期的に様子をみてチェックするようにしましょう。 また、眼瞼皮膚(まぶた)への使用に際しては、 眼圧亢進、緑内障、白内障を起こすおそれがあるので注意する必要があります。 また、 長期に渡って使用した場合には、頻度は少ないですが、次のような副作用症状がでる可能性があります。 <酒さ様皮膚炎>・・・顔にほてりや赤みが生じる <口囲皮膚炎>・・・口の周り等が赤くなり、細かなぶつぶつや膿疱などが生じる <ステロイド皮膚>・・・皮膚が薄くなる、細い血管が浮き出てくるなど <多毛及び色素脱失>・・・毛が太くなる、皮膚が白っぽくなる など このような症状が万が一見られた場合には、医師や薬剤師など専門家にすぐに相談し、徐々に薬を減量し、他のステロイドを含まない塗り薬等に切り替えるなどの対応が必要となります。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ステロイド=怖いの理由と誤解 ロコイド軟膏もステロイド成分のひとつと説明しましたが、「ステロイド=怖い」と思われている方も多くいらっしゃり、お子さまなどに使用する場合に過度に心配しすぎてしまう方も見受けられます。 副作用が怖いイメージをお持ちの場合、 ステロイドの「内服薬」や「点滴」の副作用症状と混同している可能性があります。 内服薬や点滴は、症状がひどい場合や広範囲(全身)に渡るような場合に使用されます。 そのため、ステロイドとして高い効果が期待できる反面、副作用が全身にわたって出る可能性があるため、服用に関しては十分な管理が必要となります。 一方、ステロイドの塗り薬は、塗った箇所、局所的に作用するため、全身に渡って副作用がでるということはほとんどありません。 そのため、指示通りに使用する分には、過度に心配する必要はないでしょう。 ただし、副作用が全くないというわけではないため、医師の指示を守って使用するようにしましょう - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 3. ロコイド軟膏に関するよくある相談 ここからは、ロコイド軟膏についてよく相談される内容をもとに説明していきます。 3-1. 顔に塗っても大丈夫? 顔まわりなど皮膚の薄い部分には、一般的には、ロコイド軟膏など普通(Medium)以下のステロイドの塗り薬が用いられます。 顔まわりや陰部などは、皮膚が薄く、お薬の吸収率が高いため、ステロイドを塗る際には副作用に注意が必要な部位です。 ロコイド軟膏は顔に塗っても問題ありませんが、長期で使用しないことや十分な管理のもとでご使用下さい。 3-2. 赤ちゃんに塗っても大丈夫? 通常、小さなお子さん(乳幼児・小児)の場合は、中等症以上では、成人に扱うステロイドの強さより1ランク低いものを使用します。 比較的弱めのステロイドで効果が見込められない場合に、十分な管理下のもとでランクの高いステロイドを使用していきます。 その中で、ロコイド軟膏は、普通(Medium)ランクで、比較的弱めの成分ですので、オムツかぶれなど、赤ちゃんに対して用いられることも多くあります。 よって、医師の指示のもと、十分な管理のもとであれば、ロコイド軟膏は、赤ちゃんに塗っていただいて大丈夫です。 3-3. 長期で使用しても大丈夫? ロコイド軟膏は、基本的には、長期で使用せずに短期にとどめるべきお薬です。 医師の指示に応じて長期で使用する場合には、2章での説明の通り、ステロイドに特有の副作用症状(酒さ様皮膚炎、口囲皮膚炎、ステロイド皮膚、多毛及び色素脱失)があらわれることがあるため、十分に注意する必要があります。 症状の改善がみられた場合には、漫然と使用を続けるのではなく、医師との相談の上、速やかに使用の中止を検討するようにしましょう。 3-4. 塗布部分に光(紫外線)が当たると良くない? ネット上で、「ステロイド 光線過敏」と検索すると、塗布部分に光が当たると良くないという記載が見受けられます。 しかし、ステロイド剤(ロコイド軟膏含め)のインタビューフォームの記載などをみても、光線過敏症の副作用報告は現状では見受けられません。 おそらく、ステロイドを塗るような皮膚症状がそもそも日光によって不利益を招く可能性があることから、光(紫外線)を疾患部位に当てないようにという指導やその皮膚症状の経過によって、ステロイドは光線過敏症を起こすといった誤解につながったのかもしれません。 とはいえ、ステロイドによって光線過敏を起こす報告が現状見受けられないことからその心配はしなくて良いですが、疾患部位に関しては、紫外線など長時間、照射させるのは症状の悪化につながる可能性もあるため、あまり良くないでしょう。 3-5. 軟膏とクリームはどう使い分けるの? ロコイドには「 軟膏」と「 クリーム」があります。 軟膏には、油分の成分が含まれており、皮膚を保護する作用が強く、保湿性に優れています。 また、刺激性が少ないため、ジュクジュクしている皮膚症状や乾燥している皮膚などにも幅広く用いられます。 ただ、ベタつきや、てかりがあるため、顔など気になる箇所には塗りづらいなどのデメリットがあります。 一方、クリームは、水と油を混ぜ合わせて作った乳剤性基剤です。 伸びが良く、軟膏ほどべたつきがないため、使用感はすっきりしています。 また、皮膚への浸透性が高いため、厚い皮膚にも適します。 一方、刺激性が高いため、傷口などに触れると痛みを伴うことがあります。 症状や塗布部分の状況によって使い分けることもありますが、使用感などの好みもあるため、一概にどう使い分けるかはその人の判断によるところもあります。 3-6. 急に塗るのをやめても大丈夫? 一般的には、症状の寛解に合わせて、塗る量を少しずつ減らすことで安全に中止することができます。 ロコイド軟膏は、短期間の使用であれば、急に塗るのを止めたとしても大きな副作用がでないとされるお薬ですので過度の心配はいりません。 ただし、広範囲への使用や長期連用している場合には、症状の具合の報告とともに医師との相談の上でどのように中止したら良いか確認するようにしましょう。 4. ロコイド軟膏と同じ成分の市販薬について 薬局やドラッグストアにおいても、ロコイド軟膏と同じ成分「ヒドロコルチゾン酪酸エステル」を含む市販薬は販売されています。 但し、ロコイド軟膏にはヒドロコルチゾン酪酸エステルが 0. 次のような市販薬があります。 ・ロコイダン軟膏・クリーム[0. 5.おわりに 今回は、ロコイド軟膏のステロイド成分の作用について解説するとともに、よくある質問にお答する形式で説明しました。 ロコイド軟膏は、ステロイドの強さの指標となる5つのランクの中で、下から2番目の「普通(Medium)」に分類され、ステロイドの塗り薬の中では、比較的弱い成分です。 そのため、症状が軽度の場合、顔や陰部など皮膚の薄い箇所に対してや、小さなお子さんに対しても処方されることのある塗り薬です。 ロコイド軟膏と同じ成分の塗り薬は市販でも購入できますが、成分濃度がやや少なく、全く同じというわけではありません。 安全性が高いステロイドの塗り薬といっても、大量に使用することや、長期にわたって広範囲に使用すると副作用のリスクが高まりますので、医師との相談の上、十分な管理のもとで使用するようにして下さい。

次の

ロコイドは顔にも処方されるステロイド剤。強さは?副作用は?赤ちゃんにも塗れる?などの疑問をまとめました。

コロイド 軟膏

【2020年】ロコイド軟膏の作用と注意すべき副作用、市販薬はある? 皮膚の炎症、虫刺され、おむつかぶれなど幅広い用途で処方されることがあるステロイド塗り薬「ロコイド軟膏」があります。 ステロイド?と聞くと不安になってしまう方もいるかもしれませんが、ロコイド軟膏は、その中でも、比較的弱めのタイプのステロイドの成分とです。 そのため、小さなお子さんや、比較的皮膚が薄い部分(顔や陰部など)にも処方されることがある塗り薬です。 代表的な塗り薬なので、相談や質問を受けることも多くあります。 今回は、ロコイド軟膏のステロイド成分の作用について解説するとともに、よくある質問にお答する形式で説明していきます。 また、ロコイド軟膏と同じ成分の塗り薬を市販で購入できるかについてもご紹介します。 1. ロコイド軟膏[ステロイド塗り薬]とは? 1-1. ロコイド軟膏の成分と作用・効能効果 ロコイド軟膏の成分は、「 ヒドロコルチゾン酪酸エステル」です。 ご存知のとおり、こちらは、「 ステロイド成分」です。 ステロイドの塗り薬は、主に皮膚の炎症をおさえる 抗炎症作用を期待して使用されます。 そもそもステロイドというのは、私たち体の中の副腎皮質という器官でつくられるホルモンの一種です。 ステロイドは、体内で様々なはたらきを持っており、私たちが生きていく上で必要不可欠なとても重要なホルモンです。 ステロイドのお薬は、このホルモンの作用を治療に応用できないかと人工的に開発されたものです。 ステロイドというと「塗り薬」「皮膚」のイメージを持たれている方も多いですが、実は、飲み薬や点鼻薬、点眼薬、点滴、注射など様々な形があり、幅広い疾患で用いられる有用性の高いお薬です。 ちなみに、ロコイド軟膏の効能又は効果は下記のとおりです。 (添付文書参照) ・湿疹・皮膚炎群(進行性指掌角皮症、ビダール苔癬、脂漏性皮膚炎を含む) ・痒疹群(蕁麻疹様苔癬、ストロフルス、固定蕁麻疹を含む) ・乾癬 ・掌蹠膿疱症 このように多岐にわたり、使用されるお薬です。 1-2. ロコイド軟膏のステロイドの強さは? ステロイドの塗り薬といっても、実は様々な成分があり、症状に応じて使い分けをされます。 中でも、ロコイド軟膏は、 比較的弱めのタイプのステロイド成分です。 ステロイドの塗り薬でよく言われる「強い」「弱い」について簡単に説明します。 医療の場では、ステロイドの塗り薬を 強さであらわす指標があります。 ステロイドの塗り薬を医師が処方する際には、この強さを基準とし、使用する部位や症状の重症度に応じて使い分けをします。 ステロイドの塗り薬の強さは、5つのランクに分類されます。 (アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2016年度版を参考) ・最も強い(Storongest) ・非常に強い(Very Strong) ・強い(Strong) ・普通(Medium) ・弱い(Weak) これら5つのランクは、主に「 血管収縮指数(血管がどの程度収縮するかを示し、指数が高いほど、作用が高いとされる)」と「 臨床の効果」によって評価され、分類されています。 ロコイド軟膏は、この5つのランクの中で、下から2番目の「普通(Medium)」に分類され、ステロイドの塗り薬の中では、比較的弱めに成分です。 1-3. ロコイド軟膏の使い方 通常は、1日1〜数回、適量を患部に塗ります。 症状によって適宜増減します。 一般的には、症状が軽度の場合に、ロコイド軟膏などの「普通(Medium)」以下の強さのステロイドの塗り薬が使われます。 また、 皮膚が薄くお薬を吸収しやすい小さなお子さんや、 顔まわりや陰部など皮膚が薄い部位にも用いられます。 実際に塗る量としては、第2指(人差し指)の先端から第一関節まで、チューブから出した量が、手のひら2枚分の広さに対しての目安とされています。 (フィンガーチップユニット) 比較的弱めのお薬といっても、大量に使用することや、長期にわたって広範囲に使用すると副作用のリスクが高まりますので、医師との相談の上、十分な管理のもとで使用する必要があります。 そのため、 医師の指示である使用期間や塗る回数はしっかりと守るようにしましょう。 2. ロコイド軟膏の注意すべき副作用 通常、ロコイド軟膏は、医師の指示どおりに使用している分には、副作用の心配が少ないお薬ですので、過度の心配はいりません。 頻度は少ないですが、局所的に生じる代表的な副作用としては、次のものがあります。 <皮膚炎>・・・皮膚表面にできる炎症(ブツブツや水ぶくれなど) <乾皮様皮膚>・・・皮膚の表面がガサガサする <ざ瘡様疹>・・・ニキビのようなぶつぶつ <そう痒感>・・・かゆみ <毛疱炎>・・・毛穴周辺の細菌感染による炎症 <過敏症>・・・かぶれなど、成分に対するアレルギー症状 など 多くの場合は、使用の中止や使用方法を改善することで軽快するので、定期的に様子をみてチェックするようにしましょう。 また、眼瞼皮膚(まぶた)への使用に際しては、 眼圧亢進、緑内障、白内障を起こすおそれがあるので注意する必要があります。 また、 長期に渡って使用した場合には、頻度は少ないですが、次のような副作用症状がでる可能性があります。 <酒さ様皮膚炎>・・・顔にほてりや赤みが生じる <口囲皮膚炎>・・・口の周り等が赤くなり、細かなぶつぶつや膿疱などが生じる <ステロイド皮膚>・・・皮膚が薄くなる、細い血管が浮き出てくるなど <多毛及び色素脱失>・・・毛が太くなる、皮膚が白っぽくなる など このような症状が万が一見られた場合には、医師や薬剤師など専門家にすぐに相談し、徐々に薬を減量し、他のステロイドを含まない塗り薬等に切り替えるなどの対応が必要となります。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ステロイド=怖いの理由と誤解 ロコイド軟膏もステロイド成分のひとつと説明しましたが、「ステロイド=怖い」と思われている方も多くいらっしゃり、お子さまなどに使用する場合に過度に心配しすぎてしまう方も見受けられます。 副作用が怖いイメージをお持ちの場合、 ステロイドの「内服薬」や「点滴」の副作用症状と混同している可能性があります。 内服薬や点滴は、症状がひどい場合や広範囲(全身)に渡るような場合に使用されます。 そのため、ステロイドとして高い効果が期待できる反面、副作用が全身にわたって出る可能性があるため、服用に関しては十分な管理が必要となります。 一方、ステロイドの塗り薬は、塗った箇所、局所的に作用するため、全身に渡って副作用がでるということはほとんどありません。 そのため、指示通りに使用する分には、過度に心配する必要はないでしょう。 ただし、副作用が全くないというわけではないため、医師の指示を守って使用するようにしましょう - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 3. ロコイド軟膏に関するよくある相談 ここからは、ロコイド軟膏についてよく相談される内容をもとに説明していきます。 3-1. 顔に塗っても大丈夫? 顔まわりなど皮膚の薄い部分には、一般的には、ロコイド軟膏など普通(Medium)以下のステロイドの塗り薬が用いられます。 顔まわりや陰部などは、皮膚が薄く、お薬の吸収率が高いため、ステロイドを塗る際には副作用に注意が必要な部位です。 ロコイド軟膏は顔に塗っても問題ありませんが、長期で使用しないことや十分な管理のもとでご使用下さい。 3-2. 赤ちゃんに塗っても大丈夫? 通常、小さなお子さん(乳幼児・小児)の場合は、中等症以上では、成人に扱うステロイドの強さより1ランク低いものを使用します。 比較的弱めのステロイドで効果が見込められない場合に、十分な管理下のもとでランクの高いステロイドを使用していきます。 その中で、ロコイド軟膏は、普通(Medium)ランクで、比較的弱めの成分ですので、オムツかぶれなど、赤ちゃんに対して用いられることも多くあります。 よって、医師の指示のもと、十分な管理のもとであれば、ロコイド軟膏は、赤ちゃんに塗っていただいて大丈夫です。 3-3. 長期で使用しても大丈夫? ロコイド軟膏は、基本的には、長期で使用せずに短期にとどめるべきお薬です。 医師の指示に応じて長期で使用する場合には、2章での説明の通り、ステロイドに特有の副作用症状(酒さ様皮膚炎、口囲皮膚炎、ステロイド皮膚、多毛及び色素脱失)があらわれることがあるため、十分に注意する必要があります。 症状の改善がみられた場合には、漫然と使用を続けるのではなく、医師との相談の上、速やかに使用の中止を検討するようにしましょう。 3-4. 塗布部分に光(紫外線)が当たると良くない? ネット上で、「ステロイド 光線過敏」と検索すると、塗布部分に光が当たると良くないという記載が見受けられます。 しかし、ステロイド剤(ロコイド軟膏含め)のインタビューフォームの記載などをみても、光線過敏症の副作用報告は現状では見受けられません。 おそらく、ステロイドを塗るような皮膚症状がそもそも日光によって不利益を招く可能性があることから、光(紫外線)を疾患部位に当てないようにという指導やその皮膚症状の経過によって、ステロイドは光線過敏症を起こすといった誤解につながったのかもしれません。 とはいえ、ステロイドによって光線過敏を起こす報告が現状見受けられないことからその心配はしなくて良いですが、疾患部位に関しては、紫外線など長時間、照射させるのは症状の悪化につながる可能性もあるため、あまり良くないでしょう。 3-5. 軟膏とクリームはどう使い分けるの? ロコイドには「 軟膏」と「 クリーム」があります。 軟膏には、油分の成分が含まれており、皮膚を保護する作用が強く、保湿性に優れています。 また、刺激性が少ないため、ジュクジュクしている皮膚症状や乾燥している皮膚などにも幅広く用いられます。 ただ、ベタつきや、てかりがあるため、顔など気になる箇所には塗りづらいなどのデメリットがあります。 一方、クリームは、水と油を混ぜ合わせて作った乳剤性基剤です。 伸びが良く、軟膏ほどべたつきがないため、使用感はすっきりしています。 また、皮膚への浸透性が高いため、厚い皮膚にも適します。 一方、刺激性が高いため、傷口などに触れると痛みを伴うことがあります。 症状や塗布部分の状況によって使い分けることもありますが、使用感などの好みもあるため、一概にどう使い分けるかはその人の判断によるところもあります。 3-6. 急に塗るのをやめても大丈夫? 一般的には、症状の寛解に合わせて、塗る量を少しずつ減らすことで安全に中止することができます。 ロコイド軟膏は、短期間の使用であれば、急に塗るのを止めたとしても大きな副作用がでないとされるお薬ですので過度の心配はいりません。 ただし、広範囲への使用や長期連用している場合には、症状の具合の報告とともに医師との相談の上でどのように中止したら良いか確認するようにしましょう。 4. ロコイド軟膏と同じ成分の市販薬について 薬局やドラッグストアにおいても、ロコイド軟膏と同じ成分「ヒドロコルチゾン酪酸エステル」を含む市販薬は販売されています。 但し、ロコイド軟膏にはヒドロコルチゾン酪酸エステルが 0. 次のような市販薬があります。 ・ロコイダン軟膏・クリーム[0. 5.おわりに 今回は、ロコイド軟膏のステロイド成分の作用について解説するとともに、よくある質問にお答する形式で説明しました。 ロコイド軟膏は、ステロイドの強さの指標となる5つのランクの中で、下から2番目の「普通(Medium)」に分類され、ステロイドの塗り薬の中では、比較的弱い成分です。 そのため、症状が軽度の場合、顔や陰部など皮膚の薄い箇所に対してや、小さなお子さんに対しても処方されることのある塗り薬です。 ロコイド軟膏と同じ成分の塗り薬は市販でも購入できますが、成分濃度がやや少なく、全く同じというわけではありません。 安全性が高いステロイドの塗り薬といっても、大量に使用することや、長期にわたって広範囲に使用すると副作用のリスクが高まりますので、医師との相談の上、十分な管理のもとで使用するようにして下さい。

次の

ロコイド軟膏を顔に塗る時の注意点と辞めるタイミング

コロイド 軟膏

安全性評価対象、軟膏19,018例中58例 0. 副作用の種類は、軟膏では皮膚炎20件 0. 重大な副作用 頻度不明 眼瞼皮膚への使用に際しては、眼圧亢進、緑内障、白内障を起こす恐れがあるので注意する。 大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法 ODT により、緑内障、後嚢下白内障等の症状が現れる恐れがある。 その他の副作用• 皮膚感染症:皮膚真菌症 皮膚カンジダ症、まれに皮膚白癬等 、皮膚細菌感染症 伝染性膿痂疹、まれに毛嚢炎・せつ、汗疹等 が現れることがあり、また、皮膚ウイルス感染症が現れる恐れがある[密封法 ODT の場合に起こりやすい]ので、このような症状が現れた場合には、適切な抗真菌剤、抗菌剤等を併用し、症状が速やかに改善しない場合には、本剤の使用を中止する。 その他の皮膚症状:長期連用により、酒さ様皮膚炎・口囲皮膚炎 ほほに潮紅、口囲潮紅等、膿疱、丘疹、毛細血管拡張 、ステロイド皮膚 皮膚萎縮、毛細血管拡張、紫斑 、まれにざ瘡様疹が、また多毛及び皮膚色素脱失等が現れることがあるので、このような症状が現れた場合には徐々にその使用を差し控え、副腎皮質ステロイドを含有しない薬剤に切り替える。 また接触皮膚炎、魚鱗癬様皮膚変化、まれに乾皮症様皮膚等が現れることがある。 過敏症:ときに過敏症 発赤、そう痒感、刺激感、皮膚炎等 が現れることがあるので、これらの症状が現れた場合には使用を中止する。 下垂体・副腎皮質系機能:大量又は長期にわたる広範囲の使用、密封法 ODT により、下垂体・副腎皮質系機能抑制を来すことがあるので注意する。 使用上の注意 禁忌• 細菌皮膚感染症・真菌皮膚感染症・スピロヘータ皮膚感染症・ウイルス皮膚感染症、及び動物性皮膚疾患 疥癬、けじらみ等 [感染症及び動物性皮膚疾患症状を悪化させることがある]。 本剤に対して過敏症の既往歴のある患者。 鼓膜に穿孔のある湿疹性外耳道炎[穿孔部位の治癒が遅れる恐れがあり、また、感染の恐れがある]。 潰瘍 ベーチェット病は除く 、第2度深在性以上の熱傷・第2度深在性以上の凍傷[皮膚の再生が抑制され、治癒が著しく遅れる恐れがあり、また、感染の恐れがある]。 重要な基本的注意• 皮膚感染を伴う湿疹・皮膚炎には使用しないことを原則とするが、やむを得ず使用する必要がある場合には、あらかじめ適切な抗菌剤 全身適用 、抗真菌剤による治療を行うか、又はこれらとの併用を考慮する。 大量又は長期にわたる広範囲の使用[特に密封法 ODT ]により、副腎皮質ステロイド剤を全身的投与した場合と同様な症状が現れることがある。 本剤の使用により症状の改善が見られない場合又は症状の悪化を見る場合は使用を中止する。 症状改善後は、できるだけ速やかに使用を中止する。 高齢者への使用 一般に高齢者では副作用が現れやすいので、大量又は長期にわたる広範囲の密封法 ODT 等の使用に際しては特に注意する。 妊婦・産婦・授乳婦等への使用 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人に対しては大量又は長期にわたる広範囲の使用を避ける[動物実験で催奇形作用が報告されている]。 小児等への使用 長期・大量使用又は密封法 ODT により発育障害を来す恐れがある。 また、おむつは密封法と同様の作用があるので注意する。 適用上の注意• 使用部位:眼科用として角膜・結膜には使用しない。 使用方法:患者に化粧下、ひげそり後などに使用することのないよう注意する。 保管上の注意 気密容器。

次の